転職魔無茶振人生の借金地獄

借金返済しながら人生回復していきたいお話

深刻と真剣と

「おまえは気楽にがんばれ。気楽にだぞ」


亡くなったおじさんが、私に残した最後の言葉。

父よりも父らしく

私を見守っていてくれた。


正直、ロクな死に方ではなかった。

あんなに人生がんばってきたのに

あの死に方はないだろう。


がんばったからいい人生やいい死に方ができるわけではない。

すべて運だ。

そして運も実力だ。


運でまかなえない部分を知識や技術、

自信とか気合いとかで乗り切るのかな。


すべて運次第。

産まれからして運次第。


ついてなかったのだ。


ついてないだけなのだから

深刻にならなくてもいいのかもしれない。

だって運が悪いこともあるのだ。

それは運なのだ。


運に付随して自らの浅はかな行動が運の悪さに拍車をかける。

足元の穴が広がってしまった。


これは

運の悪さにあぐらをかいて

足元を見ずに

真剣に考えてこなかったからだろうか。


私は運が悪い。

誰かよりいいとか、悪いとかじゃなくて

たぶん運が悪い。


生きるために働くとか

なんのために生きるとか

そこに答えを見出そうとかおもわないし

本当にダメなら死ぬ権利も必要だと思う。

私はね。

そうであるべきだ!ではなくて

私は、そう思う。











いや、死ぬ気ないけどさ。






何が言いたいかと言うと

私に必要なのは

気楽にがんばることと

深刻ではなく、真剣に向き合うこと

なんだろうな


ということ。

違う

不運ではない


なにもかも

私が悪いのだ。

出て行け

家族仲は悪い。

昔からだ。


今日中には出て行って欲しい と言われた。

母は絶対だ。

もともと「姉が一人ではかわいそう」という

理由で産まれた私なのだから

姉とうまくやれないなら

いらないのだろう。


実際、過去に4回くらい家を出た

家出とかではない。

単身で引越したのだ。


その度に借金を作っては戻ってきた。

今回は実家でありながら多額債務者だ。



どうしよう。

ほとぼりが冷めるまでおとなしくしていようか。

しかし移転した実家に戻ってきてから

すこぶる不運が続いてる。

人によっては「最小限の被害なんだから、不運ではないよ」と言うけど

職と健康に関しては不運が多発しすぎてる。



窓のほとんど開けられない仏間

みんなの部屋がフローリングにリフォームしたとき

「無職のくせに何言ってるの?」と姉に笑われて

私の部屋は畳のままだ。

単身21畳分の荷物が8畳に詰め込まれ

捨てることも許されず

そのままゴミ部屋を7年やってきた。


なにもやる気が起きない。


出ていくというより

消えてしまいたい。

私がいなければ、全て

平和なんだろう。


15年前

父に気分で殴打されてなければ

結婚できていたのにな。



「普通のご家庭とは思えない。

あなたもそういう血が流れているのだ」